番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
003 平山家住宅 | 18世紀(1701-1800)初 | 桁行17.4m、梁間11.9m、入母屋造、南面及び西面庇付、東面葺きおろし、下屋附属、茅葺 |
埼玉県の重要文化財建造物 2018-1-15 現在 |
特徴等 |
平山家の先祖は、深谷上杉氏の臣平山豊後守が天正18年(1590)深谷城落城後、当地に土着し農民になったと伝えられ、江戸時代には樋春村の世襲名主を勤めた旧家である。 住宅は桁行17.4m、梁間11.9mで、18世紀前半の農家としては非常に大規模である。建物は南面して建ち、東側に土間、西側に広間が配されている。外観は入母屋造、茅葺屋根で、西・南面は大屋根下方に庇屋根を付け、東面は屋根を葺き下ろして設けた下屋をウマヤにしている。仕上げは軸部は鉋 (かんな) 、その他は手斧 (ちょうな) を用いている。南関東における梁間奥行の特に大きい農家の代表例とされる。 参考資料:現地の説明板(江南町教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2006-11-17 |